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09月23日 – GIBSON LesPaul Custom – フレット研磨 ナット交換

Guitar Repair of the Day

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GIBSON LesPaul Custom

80年台のレスポールカスタム。

レリックでは中々出せない 30数年経ったこの黄ばみ。

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但しフレットやナットは長年の摩耗によってかなり擦り減っていました。

比較的太いフレットだったので今回は研磨にて対応。

ネックジグを使い弦のテンションを掛けた状態でフレットごとのバラつきを無くします。

ネックジグとは?

通常、弦を張っている状態でネックのストレートが出ている事が望ましく
ネックが順反りになると弦高が開いてきて、逆反りになるとビビりが生じてきます。

弦を張っていない状態にてネックをストレートにしても、弦を張る事でテンションが
掛かり、若干順反り気味になります。

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ネックジグは、弦を張り、チューニングを合わせ、トラスロッドを調整し、ネックの
ストレートを出した状態を、写真の丸い目盛り(ゲージ)にて”0”として位置を記憶します。

この状態で弦を外し、ヘッド側をベルトでテンションを掛けて固定、弦を張った時のような状態にします。

目盛りが”0”になるところまで テンションを掛ける調整をして、指板上のストレートを確認した
ところで、フレットを研磨します。

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フレット上のデコボコをマジックにてマーキング。

その後研磨してレベルを合わせます。

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平らになったところで、天面を丸く処理し、フレット再度のエッジを丸く処理し、各フレット間の段差が
無い事を確認し、微調整します。

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その後ナットを製作。

当店にて漬け込んだ、牛骨オイルナット。

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ナット接合部を丁寧にノミにて処理し、接着剤の跡や、段差をなくします。

綺麗にはまりました。

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デコボコが酷かったフレットも、見事に綺麗な状態に。

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エッジ部も球状に仕上げたので、フィンがリング時に引っ掛かる事もありません。

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ブリッジ部、サドルの弦溝も 改めて処理します。
長年の弦の張替、錆びなどで面がガタガタになっていました。

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ナット交換 + フレット研磨(交換) + ブリッジ部調整
にて驚くほど弾きやすく、生まれ変わりますよ!!

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