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Orville by Gibson Les Paul Custom – フレットすり合わせ、ドータイト処理

サウンドハウス

Orville by Gibson Les Paul Custom

Repair of the Day

オービルのレスポールカスタム

89年製 ジャパンヴィンテージ

今や海外でもこの年代のオービルはとても人気があり、購入時の値段を超える高騰を記録しています。細かな部分もとても再現性が高く、クオリティが高いのが特徴です。

フレット状態

刺賀に40年を経過したヴィンテージ。

フレットもかなり減っていてビビりが出ています。

一部がかなり減っていたので、今回はすり合わせにて対応します。

フレットすり合わせ

5フレットから9フレット近辺にガタツキが多いです。

いつものフレットすり合わせブロックですり合わせを行います。

弦を張ってネックにテンションを掛けた状態(通常弾くときと同じテンション)ですり合わせを行う事でネックがストレートなまま、ガタツキのあるフレットをストレートに削る事が出来ます。

ハイフレットはかなり浮きがあり高くなっていました。

ネックが順反りの時にはこの浮きに弦が当たらないので気がつかないのですが、ネックをストレートにすると9~12フレット近辺で弾いた時に、このハイフレットの高くなった部分に当たってビビりになります。

どうしても数十年経ったセットネックギターは、ハイ浮きが出てきてしまいますね。

フレット研磨

フラットにしたフレットトップにマーカーを塗って、ストレートになったフレット頂点を残したまま、平になった面をラウンド状に丸めていきます。

指板、バインディングもクリーニングして研磨しました。

ナット交換

続いてナットの交換

1~3弦の溝がかなり広がっていて開放弦を鳴らした際にビビりがあります。

今回は牛骨製のオイルナットへ交換。

ナットを製作する際に、ギター側のナットスロットを平にすること、ナットの底面を完全に平にすること、スロットに収めた際にガタツキなくフィットする様に加工します。

裏から光を当てる事で、わずかなすき間をチェックする事が出来ます。

フィッティングが終わったらギターにセットし弦を張って溝を掘っていきます。

コンパウンドで磨き上げピカピカに。

キャビティ ノイズ対策

ノイズの無い状態を0とした場合に、ギターから出力されるノイズ成分は様々な要因の足し算となって聞こえてきます。大元のピックアップの劣化もそうですが、ワイヤー、ポット、コンデンサー、ジャック、はんだ、等々、ノイズの元は一つではありません。

ノイズ対策にはドータイトと呼ばれる導電塗料を塗って対策します。

外部からの飛来ノイズにはかなり効果的です。

ドータイトを塗布した時には同時にポットや配線を交換するのがベストです。

弦を張ってサドルのオクターブ調整を念入りに行い、各フレットのピッチを計測していきます。

ノイズもビビりも無く、とても良い状態になりました。

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