Pignose PGG-259
Repair of the Day
Pignose アンプ内蔵ギター
バインディング有りのタイプ
ピグノーズはFenderのショートスケールと同じサイズ。
楽に手に取ってアンプサウンドも楽しめるコンパクトギター。
音が出ない
日本ではPignoseをピグノーズと表記しますが、その名の通り “ピッグ ノーズ”
この豚の鼻のボリュームノブが特徴。
ノブを上に引くとアンプがオンになる仕様。
しかし引いても音が出ない症状。
POTチェック
電池を計測
プリアンプへの電圧を計測
スピーカーの導通チェック
ジャックへの出力チェック
ポットのチェック
ポットへも入力が来ていますが切り替わりません。
スイッチ式ポットを交換して無事出力しました。
ネック調整
次にネックの状態。
結構順反りでした。
トラスロッドを調整しストレートにします。
真っすぐになりました。
サドル調整
サドルの位置を見るとかなりフラットでした。
サドルはネックの指板アール(ラウンド)に合わせます。
弦高も弾きやすくなり、音も出るようになりました。
ピグノーズは内部の基板上にボリューム(トリムポット)があり、プリアンプのレベルを調整出来ます。最大にするとハウリングを起こす位歪むので、微妙な調整が必要です。
ピックアップがミニハムなのは歪ませる為にレベルを稼ぐのとノイズ対策でしょうね。
シングルにしたら、もう少しクリーンでも気持ち良いサウンドになるかもしれませんね。
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