Fender Made in Japan Heritage 50s Telecaster
Repair of the Day
Fender Made in Japan Heritage 50s Telecaster
往年のスペック、製法にて作られたテレキャスター。
ポット交換
ポットを回すと少しガリがあります。
見た目は綺麗なのですが、回し始めが完全に切れています。
ポットは使った頻度で劣化もするし、使わなくてもカビや錆などでガリが出ます。
クリーニングで落とす事も出来ますが交換したほうが良いでしょう。
くれぐれも接点復活剤なるものは、絶対使用しないようにしましょう。
ポットの中を開けてシリコンを塗布して、余分な汚れ油分を取り除いて、トルク用のシリコンを塗る事が出来る人はいいですが、隙間からスプレーしてつまみをグリグリして「直った!」と思っている人、絶対ダメです。
特殊合成オリゴマーと呼ばれる油は揮発しないので、付着した油が様々なトラブルを引き起こします。
きちんとポットの隙間から少量吹きかけるならまだしも、キャビティいっぱいに吹き付けられているケースやジャックの穴からこれでもかと吹き付けられているケースもあります。
接点復活剤は あくまで ”応急処置”
ジャック交換
続いてインプットジャック
ヴィンテージタイプのテレキャスなのでプレートがカップタイプの物がついています。
これだとL型プラグが届かず使用出来ません。
ロングのジャックに交換。
取り付け完了
こんな感じでL型プラグがジャストフィットします。
ガリも無くなりました。
少しサドルの高さも揃えて完了。
ギター、ベース等の修理は お気軽にご相談下さい。
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