YAMAHA SG-1500
Repair of the Day

YAMAHA SG-1500

80年代初期のモデル

全てのオリジナルの状態で40年近く使用してきたようです。
スイッチ

この年代のヤマハに多い症状。
スイッチがセンターで止まらずブラブラに。

中身はこんなボックス状のスイッチ。
底のプラスティック部が割れてしまいグラグラになっていました。

新品に交換。

一部接触しないように絶縁して収めました。
ネック調整

順反りでした。

トラスロッドを少しづつ回しながら、その度再度チューニング。
順反りからストレートになるにつれて、弦が伸びて音程は上がります。

いい感じに真っすぐに。
弦高

弦高は6弦側 12フレット上で約2mm弱。
フレットも大分低くなっているのでこれくらいでも良いかもしれません。

整った状態のギターは倍音の出方が変わるので、鳴りが良くなったように聞こえます。
ボディが鳴ったり、ネックの鳴りが変わるわけでは無いのですが、バランスが整うのでイントネーションの揃った綺麗な鳴りに聞こえます。
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