UREI 1620 DISCO MIXER
Repair of the Day
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4280.jpg)
UREI 1620
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4281.jpg)
状態
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4282.jpg)
UREIは製造時期が短かった為、マイナーチェンジはあれど仕様は殆ど同じです。
80年代に製造された個体は等しく35年から40年を経過しているので、ヴィンテージもヴィンテージ。
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4283.jpg)
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4284.jpg)
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4285.jpg)
電源部のコンデンサーは交換されていました。
その周りの基板上にゴミのような粒が固着しています。
ミニスイッチ
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4286.jpg)
ヘッドフォンのモニター切り替えスイッチ。
選択チャンネルと出力しているチャンネルとを切り替えるミニスイッチが折れてしまっています。
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4287.jpg)
先端からポッキリ。
モニターの基板部、はんだ部分に割れが多く音が断線しているラインも。
ここも修理します。
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4289.jpg)
ポット交換
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4290.jpg)
その後すぐにALPS社のポットが。
どちらも重たいトルクのステレオポットです。
ただし、ノブの上げ下げでトルクがスカスカになり、各チャンネルでバラツキも。
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4291.jpg)
ALPSの現行モデルへと交換。
UREI独特のトルク感はこのALPSのポットが大きいですね。
入力RCAジャック
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4292.jpg)
もっともタンテを繋ぎ変えるのに、毎回RCAコネクターを抜き差しするので仕方ないですね。
グラグラしたり、基板やはんだが割れたり。
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4293.jpg)
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4294.jpg)
アースの端子はUREI 1620LEと同じ仕様の物に交換。
簡単に挟み込めてしっかりホールド。
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/07/IMG_4295.jpg)
各チャンネル全てチェックして完了。
UREIのミキサーの修理は お気軽にご相談下さい。
お願いいたします。