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Fender American Deluxe Telecaster – ステンレスフレット交換

サウンドハウス

Fender American Deluxe Telecaster

Guitar Repair of the Day

Fender American Deluxe Telecaster

フェンダーのテレキャスター。

フレット状態

2000年代前半のアメリカンデラックスです。

十数年経つとフレットはかなり磨耗してきますね。

ローフレットの一部はまっ平になっていました。今回はステンレスフレットへの交換依頼でした。

フレット抜き

フレットを全て抜きます。

デコボコになった指板も研磨にて調整するので、フレットを打った後に塗装をします。

全て抜き終わりました。

指板調整

一旦弦を張りネックジグにセットします。

この時点でネックの反りを調整し、なるべく真っすぐになった状態で研磨に入ります。

弦を外しセットしたネックジグのメモリに合わせ負荷をかけます。

弦を張った時と同じ状態になったところで、指板上を平に研磨します。

何度も指板上のラジアス(アール)をチェックしながらストレートに研磨します。

今回は9.5Rで揃えました。

定規をあててストレートを確認。


指板を削って溝が浅くなったので、もう一度切り直します。

フレット準備

今回はこちらのフレットをチョイス。

ステンレスフレットは、
フリーダムカスタムギターリサーチ製
ジェスカー製
スチューマック製
からお選び頂けます。

フリーダムのフレットは最初から9.5Rにて切られていました。

フレット打ち込み

ぴったりラジアスのあった指板の場合、スパッと綺麗に入っていきます。

フレットプレスは一定の力で均一に挟み込めるので便利です。

ハイフレットはこのような冶具でプレス。

全て打ち終わりました。

ネックをボディに組み込みネックジグへセット。

弦を張ってみると、ほとんどデコボコがありません。

すり合わせは最小限で済みそうです。

フレットすり合わせ

フレット上を研磨していきます。

フレットを打った後はフレットエンドが高くなっている事が多いです。

跳ね上がりがないように9.5Rのブロックで綺麗に揃えます。

弦を張って仕上がりを確認。

塗装の写真を撮り忘れました・・・

少し着色し、エイジドがかった色味に仕上げました。

あんまりコテコテにせず、自然と日焼けした感じに。

ステンレスフレットへの交換の際に一番多い質問が、
「音は変わりますか?」
「弾きやすくなりますか?」
という質問。

音色に関しては、交換後暫くは以前との音の違いを感じると思います。

少し硬くて高音が出る印象。

ただ出過ぎる周波数帯域はエフェクターやアンプ側で如何様にもコントロール可能な範囲です。

それよりも摩擦が少なくチョーキングやビブラートが非常にスムーズで、フレットの減りも恐ろしく少なくフレット音痴も極端に少ないです。

ステンレスは音が硬いというイメージが先行していましたが、最近は搭載されているギターも多く使用者も増えてきたので、皆さん違和感無く使用しているようですね。

一度使用したらニッケルには戻れないですね。

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