Bass Repair of the Day
Fender Japan Jazz Bass
フェンダージャパンのジャズベース。
ジャズベースって、ぱっと持っらり抱えた時に絶妙にフィットする個体がありますよね。
ボディの大きさや重さとヘッドのバランスだったり、ネックの握りだったり丸みだったり。
オールドと現行モデルでも違いがあるし、個体差もあるし、USAとジャパンでも違うし。
ジャパン製のフェンダーは総じて、このバランスが良いですね。
ナット交換
今回は全体的にビビるポイントが多く気になるとの依頼。
ナット付近から嫌な音が・・・
ナットの溝がかなり低くなっており、1フレットに当たっています。
今回は新しく牛骨ナットで作り直します。
ナットのスロットに合わせて加工し、フィッティング。
何度か修正を繰り返してぴったりと納めます。
今回張るのはこちらのゲージ。
太さに合わせてナットの溝を調整。
ビビらない高さに合わせていきます。
ベースの場合、弦がナットに半分から3/2位乗っかっている位に調整しています。
これでビビりは無くなりました。
POT交換
次はコントロール部。
ポットのつまみは全く動きません。
写真にはありませんが、結晶の様な物が付着しており、中が完全に固まっています。
新しいポット、ジャック、ワイヤーにて配線し直しました。
弦のアースも外れかかっていたのでノイジーだったのですが、しっかりはんだし直したので大丈夫。
ネックの順反りも直し、サドルのオクターブ調整もバッチリ。
バランスが整いしっかり鳴る様になりました。
ベース、等の修理は お気軽にご相談下さい。
お願いいたします。