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YAMAHA FG820 – トップ割れ修理

サウンドハウス

YAMAHA FG820

Repair of the Day

YAMAHA FG820

ヤマハのスプルース/マホ アコースティックギター。

ボディ割れ

ソフトケースに入れたまま落としてしまいトップ面にヒビが入ってしまっています。

作業を始める前に、念入りに観察します。

経年でついた傷を除き、落とした状況を想像していきます。

どの面を、どの角度で、どのくらいの強さで、何にぶつけたのか?

このように壊れた当時の状況をお預かり時に細かくお聞きしているのですが、これが非常に大事な情報になってきます。

その時の角度や強さなどにより、修理箇所とは別の場所のブレーシングにダメージがあったり亀裂が見つかったり。

また、割れてしまってから長期間修理せずに放っておくと必ず、歪み、捻じれ、変形が起こります。

もし割れたりヒビが入った時は、直ぐに修理に出す事をお勧めします。

さてさて、今回の修理。

写真でははっきり見えませんが、内側まで傷が貫通していました。

裏からスプルース材のパッチを張って補強します。

接着

先ず、表面から薄めた接着剤を流し込み湿らせます。

あまり時間を空けると硬化が始まるので、ここは流れるように作業します。

次に少し粘度の高い接着剤をエアーで押し込んでいきます。

割れ目に沿って3か所に、0.4mmのドリルで穴をあけます。

この穴に裏からピアノ線でパッチを張っていきます。

ブレーシング上にクランプで挟み込み、パッチを糸巻きで引き上げていきます。

中からみるとこんな感じ。

傷のラインの下に3個のパッチ材を貼り付けます。

これで傷口が開くことは殆ど無いでしょう。

サドル研磨

新品でギターを買ってから一度も調整していなかったようで、サドル若干高く 弾きにくかったようです。

サドルを削り弦高を下げました。

大分下がりましたね。

トップ

接着後、10日位固着させました。

クリアを塗って水研ぎ、バフ掛けしたので、段差は全くありません。

どうしても気になる方は、エアブラシ等の塗装で目立たなくする事も行っています。

トップ、サイド、バックの割れ、ヒビ、穴は殆どのケースで修復可能です。

アコギの割れ、ヒビ、再塗装なども是非ご相談下さい。

ギター、ベース等の修理は お気軽にご相談下さい。

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サウンドハウス

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