Guitar Repair of the Day
YAMAHA FG-400D
ヤマハFGシリーズ。
80年代のドレッドノートタイプです。
落としてしまったのかバック板の上部が外れてしまい隙間が出来ていました。
スクレーパーを入れると隙間が結構あります。
バインディングにも欠けがありますね。
縦横上下にクランプをして固着させます。
ボディ板のクランプにはこんな形状のクランプを使用します。
隙間から溢れた接着剤を取り除きながら暫く固着。
その後割れて無くなってしまったバインディング部にエポキシを充填し埋めました。
最後に経年で黄ばんだ色合いに合わせエアブラシにて着色。
最近充電式の手軽なエアブラシを買ったので今回使ってみました。
噴出量もあってめちゃめちゃ使いやすいです。
暫く使っていなかったのかバインディングも剥がれていたので張り直します。
接着剤の残りを取り除き、再接着。
こちらも暫く固着。
その後ボディとネックをバフ掛けで磨き上げます。
ペグも同タイプの新品に交換。
取れていたナットをセットし、弦を張って完了。
40年間使い慣れたギターも生まれ変わりますよ。
アコギの割れ、ヒビ、歪み などは是非お問合せ下さい。
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