Fernandes 布袋モデル TE-340HT
Repair of the Day
Fernandes TE-340HT
Fernandesより1992年に、プロモデルとして発売されたTE-340HT。
サスティナーが18V仕様でピックアップ、ボディ材、などはプロ仕様。
フライトケースもついていました。
POTが回らない
ギターのボリュームやトーンに使われている可変抵抗器。
英語では Potentiometer ポテンショメーターと呼びます。
日本でも通称 ”ポット”
ポッド ぽっど ではありませんよ!
暫く弾いていなかったギター。
久しぶりに弾いてみたら、このポットが回らない、って事あると思います。
キャビティ内部
こちらは18V仕様のサスティナー基盤。
9V仕様より大きめ。
上の電池ボックスも9V電池が2個入るので大きめ。
ポットが結晶化
回らないポット。
外してみると、見事に結晶化してカチカチになっていました。
新しいポットへ交換しました。
ジャック交換
ジャックもガリが酷かったので交換。
音声信号部は収縮チューブにて保護。
全体調整
サスティナーの感度も調整。
ピックアップの高さ、サスティナーPUへの送りレベルの調整などを細かく調整し、ベストな感度を探します。
ピックアップも古いモデル。
汎用モデルのTE-120S HTと比べG柄のラインがウネウネしていますね。
最近、うちの高校生スタッフさくら🌸が 全ての布袋モデルのG柄をトレースして、再ペイントにトライしています。
手書き風G柄
ポリでグロス仕上げしています。
ギター、等の修理は お気軽にご相談下さい。
お願いいたします。