Guitar Repair of the Day
Fender Japan TD-2H
フェンダージャパンのテレキャスター。
ラージヘッド、べっ甲のピックガードに2ハムバッカー。見た目はとても個性的なのですがサウンドの抜けはいまいち。
ピックアップを変えるのが一番変化があるのですがノーマルのテレキャスに近いシングル的なサウンドに出来ないか？という依頼。
ピックアップを一旦バラして2芯ワイヤーから4芯ワイヤーにすればハムバッカーとシングルを切り替え可能！！
一旦ピックガードを外しパーツを取り出します。
ハムバッカーの場合2つのコイルが直列にワイヤリングされているのですが、それぞれのコイルを独立して取り出し、手元でコイル1個（シングル）かコイル2個直列（ハムバッカー）に切り替えられるよう改造しました。
2つのコイルから出たワイヤーを直列に結線するのがハムバッカー。
これをそれぞれ単独で取り出す事で、2個のコイルを自由に組み合わせて選択出来るようになります。
また今回はピックアップにカバーを付けたいとのこと。
このままではサイズが合わないのでトリマーで広げます。
テンプレートをセットしてカット。
コロのついたビットでカバーの角に当たる部分を削り出していきます。
続いて配線。
トーンをマスタートーンにして余った穴にタップ切り替え用のスイッチを付けます。
スイッチを切り替える事で、シングル、ハムバッカーの切り替えが出来ます。
通常はタップ（シングル）にしておいてバッキングを演奏し、ソロの時だけハムバッカーにする事も可能。
ピックアップの切り替えは今まで通りトグルスイッチで選択。
これでかなりサウンドバリエーションが増えて使える1本に！！
ピックアップの見た目もカバーを付ける事でガラッと変わりますね。
ギターやベースのピックアップ交換、ワイヤリング交換、ポット交換など 是非お問合せ下さい。
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