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Fender Japan TL – ステンレスフレット交換

サウンドハウス

冒頭タイトル

Guitar Repair of the Day

Fender Japan TL

フェンダージャパン製 80年代のテレキャスター。

フレット交換+ナット交換+指板R変更+ペグ交換+全体調整の依頼。

フレット状態

フレットは1弦側がかなり低い状態でした。

ナットも溝に隙間があるので交換します。

フレット抜き

今回フレットはJescar製のステンレスフレットへ交換。

アメスタ系のイメージで、ミディアムジャンボをチョイス。

古いフレットを抜いていきます。

全て抜き終わった状態。

指板調整

フレットを交換する際に指板のアールを変更する事も出来ます。

オールドフェンダータイプは184R(7.25インチ)というきつめのアールの指板が多いです。

現行のアメスタなどは少しフラットに240R(9.5インチ)です。

一方ギブソン系は305R(12インチ)でかなり平な印象です。

今回は305Rへ変更しました。

最初はストレートのブロックにて削っていきます。

ポジションマーク

アールのついた指板を平に削っていく際、ポジションマークも削るのですが、物によっては削れ落ちて無くなってしまう場合もあります。

その場合今回のように新しいポジションマークを埋め込み直します。

削って薄くなってしまったポジションマークの上から穴を開けます。

新しいポジションマークをセットして

先ほど指板を削って出たローズの粉をエポキシ樹脂に混ぜて

暫く固定します。

固まった後再び研磨して指板にオイルを塗った状態。

フレット準備

ステンレスフレットを指定のアールに曲げます。

各フレット位置に合わせて切り出し

フレット打ち

プレス機で挟み込んでいきます。

打ち込み完了。

ここまでは普通のフレットもステンレスもそんなに作業は変わりません。

飛び出た端を軽く研磨。

ペグ交換

ネックジグにかけてフレット面を研磨する前に、ペグを取り換えましょう。

ペグはGOTOH製クルーソンタイプのロックペグへ交換。
見た目にも操作性も良いロックペグです。

GOTOHの専用スペーサーをかまし、しっかりペグを固定。

フレットすり合わせ

その後ネックジグにかけて、フレット面を研磨します。

弦を張った状態で指板のストレートを確認し、チューニングを合わせ、弾く時とと同じ状態の値を0とします。

弦を外すと引っ張られていた波力が緩むので

ヘッド側を下から持ち上げ、ペグ付近は軽く下側に力を加えて、先ほど弦を張った時と同じネックの状態をセットします。

この状態でフレット面を平に研磨すれば、弦を張った際もガタツキ、つまりの無いフラットな面を維持できます。

研磨後、それぞれのフレットの高さを測り、小さなやすりで微調整。

完成後のフレットです。

ステンレスフレットの場合、ここまでの作業がとても大変です^^
なにせ固いので、いつもの倍くらい時間がかかります。

ナットも牛骨オイルナットへ交換。

少し高くなったミディアムジャンボのフレット高に合わせ仕上げます。

まだまだ現役で使える仕様になりましたね。

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