沖縄県北谷町にてギター アンプ AMP修理 ワウ 改造・修理・リペア・モディファイ 中古楽器 オーダーケーブル ギターシールド パッチケーブル スピーカーケーブル Amp Guitar Repair Okinawa 沖縄

10月23日 – Fender USA Custom Shop – フレット交換+ナット交換

Guitar Repair fo the Day

IMG_2875_20171022220058577.jpg

Fender USA Custom Shop

IMG_2876.jpg

2000年代に入ってからのカスタムショップ製ストラト。

塗装が少し溶け始めていて飴色に変色していましたが、メチャメチャ鳴るストラトでした。

IMG_2877.jpg

但しフレットは減っていてガタガタで ナットも溝が浅くメンテが必要な状態。

フレット交換とナット交換を行いました。

IMG_2878_20171022220102294.jpg

いつものようにネックジグへセット。

IMG_2879.jpg

ネックジグは弦を張った状態でトラスロッドを調整し、指板をストレートにした状態にして、フレット上のがたつきを研磨を行い平らにするための治具です。

弦を張らずにフレット研磨を行った場合、研磨完了後にボディに装着、弦を張り、ネックにテンションがかかるとネックが曲がるので、真っすぐに研磨したはずのフレット上面に歪みが生まれます。

この誤差を最小限まで少なく研磨出来るのがネックジグです。

写真は弦を張ってチューニングを合わせたネックの張りの状態の位置を、2つのゲージのメモリを合わせ記録します。

IMG_2880.jpg

弦を外すと右側(ブリッジ側)に引っ張られていたテンションが緩みヘッド側が下がります。

ヘッド裏にジャッキをセットしてヘッドを持ち上げ、弦を張った時と同じテンションをヘッド裏から加え、先ほどの弦を張った時と同じ 0の位置にメモリを合わせます。

IMG_2881.jpg

弦を張った時と同じ状態にてして、フレットを抜いていきます。

この時ネックに動きがある時は、その動きをチェックし、フレットを打ち込んだ時の戻りを想定します。

IMG_2882_2017102222010867b.jpg

フレットを抜いた後の指板面です。

向こう側が見えてしまうほどガタガタなのが分かりますね。

IMG_2883_201710222201109a1.jpg

指板を完全にストレートになるように研磨します。

IMG_2884.jpg

ストレートブロックで研磨した後は、指板のラジアスに合わせてブロックを変えます。

IMG_2885_20171022220152476.jpg

完全にストレートになりました。

IMG_2886_201710222201533c7.jpg

さあ、フレットを打ちこんでいきましょう。

今回は Jim Dunlop製の #6105

指板のラジアスに合わせて、フレットを曲げます。

IMG_2887_2017102222015595e.jpg

フレットを打つ準備が出来ました。

IMG_2888_20171022220156340.jpg

基本的にフレットプレス機にて挟み込んでいき、プレス機が使えない部分はハンマー等で打ち込んでいきます。

IMG_2889_20171022220158e56.jpg

全て打ち込んだ後は、飛び出た両サイドをカットして、ヤスリで角度をつけながら研磨します。

IMG_2890_20171022220159d99.jpg

ここからがネックジグの真骨頂。

打ち込んだフレットは、どんなに丁寧に打ち込んでも高さにバラつきが出ます。

全てのフレットの高さを専用ノギスで計測し記録。

そのデータの基に、フレットの高さに合わせて研磨を行います。

IMG_2891.jpg

研磨後ストレートになったフレット面。

但し現在は台形のようなシェイプになっています。(削り取った為)

そのフレットの上面は高さが揃っていてこれ以上削ってはいけません。

上面にマジックで印をつけて、上面以外の側面を台形のようなシェイプから本来のフレットのシェイプ(半円状)に丸めていきます。

IMG_2892.jpg

綺麗にシェイプした後は、ピカピカになるまで研磨します。

写真のようなヤスリやスチールウール、コンパウンド、などを使って鏡面仕上げします。

フレットのシェイプは物凄く大事です。

自分のギターのフレット形状をよく見て下さい。
バズなどのビビりが起こる原因は、該当フレットの隣のフレットの高さが高い場合や、フレットのシェイプが悪い・揃っていない事がほとんどです。

故に、これを正しく、均一にすれば、ほとんどのビビりは解消します。

フレットジグにて研磨したギターは、コードを押さえた時のバランスがとても綺麗に響きます。

フレットの高さが揃っていないギターの場合、ボイシングに強弱が生まれ、発音に遅延が出るのでコードの音量も下がり、倍音も少なくなります。

今回はニッケル素材のフレットを使用しました。
ニッケルシルバーは銅/ニッケル/亜鉛の合金で、別名「洋白(洋銀)」と呼ばれています。

ニッケルの他に、ステンレスフレットがあります。

フレットには硬度があり、HV(Vickers hardness )という単位で表します。
ニッケル : 160HV ~ 180HV
ステンレス: 200HV ~ 300HV

海外製(Jescarなど)のステンレスフレットは170HV位のニッケルと比べ、倍近い300HVなので、音質も硬くシャープで金属的な印象がありますが、現在ではFreedom Custom Guitar Researchや三晃フレットなどから、160HV~210HV位の硬度のフレットもラインナップされております。

ステンレスのほうが音の立ち上がりが早いので、研磨の正確さが如実に現れます。

ステンレスフレットの打ち込まれたギターを弾いた事の無い方は、ステンレスフレットに対し様々なイメージがあると思いますが、一度店頭にて試奏頂ければ、ニッケルとの違いが一発で分かると思います。

ネックジグにて正確に研磨を行ったステンレスフレットのギターは、一度弾いたら二度とニッケルフレットには戻れない、というお客さんも多いです。

IMG_2893_201710222202040cc.jpg

フレットを交換した場合、太い、高さのあるフレットに変えた場合は、必ずナット交換が必要になります。

今回は牛骨ナットへ交換。

IMG_2894.jpg

スロットの大きさを揃えて隙間の無いように一つ一つ手作業で製作します。

少しきつい位ぴったりと合ったナットは、弦振動を余す事無くネック側に伝える事が出来ます。

弦を交換する際に、取れてしまうようなナットは即交換したほうがいいです。

IMG_2895_20171022220303dc3.jpg

ナットスロットにピッタリと収まったところで、使用している弦の太さに合わせて溝を掘ります。

純正の状態から、色々な弦のサイズに変える方がいますが、弦のゲージを交換する場合はナットを交換し、弦の太さに合わせて溝を切りなおしたほうが良いでしょう。

特にヘビーゲージを張っている方は、この溝のサイズが合っていないので、ビビってしまっているケースをよく見かけます。

細い弦から太い弦に変えた場合は、ナットを交換しなくてもナット溝の調整のみで対応可能な場合も多いです。

太い弦を使用している方でビビりが気になる場合もご相談下さい。

IMG_2896_20171022220305bff.jpg

ナットを完全に調整したギターは、開放弦でも共振音も無く、弦振動も正しく伝え、サスティンも長くなります。

一度完全に調整したギターを弾いたら、完全に調律された状態のギターの音を覚えるので、その後ギターのバランスが崩れてきても直ぐに 気が付くようになりますよ!!

IMG_2897.jpg

IMG_2898_201710222203086f8.jpg

最後にネック裏にかなり深い打痕があったので、気にならないレベルになるまで表面にラッカーを盛って研磨しました。

IMG_2899_20171022220309200.jpg

IMG_2900.jpg

今月はフレット交換キャンペーン中なので似た内容のリペアが多いです。

フレット交換もストラトが一番多く、ベースの交換依頼は少ないですね。

ギター、ベース、アコギ、クラッシック、ウクレレ、マンドリンであればどんな種類のフレット交換も可能です。

shop-0004-2017.jpg

フレット&ナット交換キャンペーン開催!!

先月は10%OFFキャンペーンを開催し、大変多くのお客様に来て頂きました。

4月よりギターリペア専門のスタッフが増え、修理納期も大幅に短縮しております。

今月は、フレット交換とナット交換を

30,000円(税抜き)
にて行います!!

フレットは、
ニッケルフレット(通常のフレット)
Stewmac製、Dunlop製、Jescar製 よりお選び頂けます。

サイズは各種取り揃えてあります。

店頭に打ち代え済のギターが並んでおりますので、フレットの種類、高さ、打ち代えクオリティを
確認してみて下さい。

ステンレスフレットをご希望の方は、30,000円+5,000円 
トータル35,000円(税抜き)にて 交換致します。

ステンレスフレットは
Freedom製、Jescar製 よりお選び頂けます。

ステンレスに打ち換えたギターも試奏可能です!!

※メイプルフレットの場合は、フレット交換の際に指板を削る必要があるので
交換後に塗装が(トップコートのみ)必要となります。
メイプルフレットの場合は、上記料金+10,000円(税抜き)となります。

フレットを交換する場合は、現在のフレットよりもフレットの高さが高くなるのでナットの交換が必要となります。

通常ナット交換は 5,000円(税抜き) なのですが、今回は全てこみこみで
30,000円(税抜き)
にて行います!!

フレット打ち直し事例

またこの期間中の特別メニュー、特別代金として

・ネック折れ(塗装あり、接着+補強)30,000円 (通常40,000円~)
ネック折れ事例

・アコギブリッジ剥がれ 5,000円 (通常6,000円~)
アコギブリッジ修理事例

にて行います!!

この機会に、壊れて眠っていた楽器のメンテナンス、修理、改造はいかがでしょうか?

修理内容のご相談、金額の確認、などお気軽にお問い合わせ下さい。

メールの方は こちら から

宜しくお願いいたします。




NO IMAGE

SPREAD SOUND スプレッドサウンド

PU交換、フレット ナット交換、塗装、アンプ修理、オーバーホール、真空管交換 、ケーブル製作 ギターシールド パッチケーブル 、オーディオ スピーカー ケーブルオーダー 、ワウ 改造・修理・リペア・モディファイ、音響機器修理、楽器委託販売しております!!

CTR IMG