ヤイリ 一五一会
Repair of the Day

一五一会

ヤイリから発売されている4弦ギター。

チューニング次第でウクレレ寄り、三線寄りに
状態

今回はナットの溝が広がってビビりが出ているのと

フレットがかなり減っていてこちらもビビりが出ています。
ネック調整

ネックはかなり順反り

トラスロッドを調整してネックをストレートにします。

ほぼストレートになりました。
フレットすり合わせ

弦を張った状態で写真の専用ブロックにてすり合わせをしていきます。

レベラーを当てながらフレットの高い部分を探して研磨。

ハイフレット部は浮きも多く、叩いては削って、ストレートにしています。
フレット研磨

すり合わせ後フレットを研磨。

綺麗に均一になりました。
ナット交換

最後にナット交換。
今回は牛骨オイル漬けナットへ交換。

少しスラントがついていました。

弦を張って溝を掘っていきます。
ナットの溝が広がる原因は、元々掘ってあるゲージの太さよりも細いゲージの弦に交換した場合、元の弦の太さとの差異が隙間となるようです。使っていくうちにどんどん広がる事も。

コンパウンドで磨いて完了。

ボコボコだったフレットも限界まで下げて、なんとかビビりなく運指出来るようになりました。

ギター、ベース等の修理は お気軽にご相談下さい。