Guitar Repair of the Day

Epiphone Les Paul Standard

エピフォンのレスポールモデル。

外観はカビが付着していてナットも無く、ピックアップは出力せず、ポットは回らず…という状態でした。

全く回らず・・・

クリーニング
ピックアップからの導通も無いので総交換します。

一旦全てのパーツを外してクリーニング。

バフ掛け後は光沢も出てピカピカに。

バフ掛けは塗装面を番手の違うコンパウンドで磨きあがます。
新品のギターはその工程を見込んでトップを厚めに吹いてある事が多いのですが、一旦バフ掛けされた楽器を再度バフ掛けする際は余りやり過ぎないように気を付けなければいけません。

ヘッド部分は特に慎重にバフ掛け。
表面の汚れを落とした後、さっと艶出し。

フレットもフレット用のバフで磨き上げました。

指板もピカピカです。
ピックアップ、ポット交換

ピックアップは以前当店で巻いたオリジナルハムバッカーへ交換しました。
ピックアップワイヤーは43AWGのブラックエナメルで、余りハイゲインでは無いタイプです。

キャビティ内はなるべく最短にてワイヤリング。
全ての線は重なり合わないよう取り回しを考え配線。

PUをセット。
ナット交換

ナットは牛骨にて製作。

元のナットが無いので、何度も削り直しながらスロットにフィットさせます。

ネック幅に合わせてナットの弦溝間隔を決めます。

溝を削り弦を張って高さを調整。

飛び出ていたフレット端を、少し丸くしました。

新品みたいに生まれ変わりました。
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