Guitar Repair of the Day
PRS Custom 24
Paul Reed Smithのカスタム24。
綺麗なキルテッドメイプルですね。
元々はPRSのトレモロが付いていたようですが、後にフロイドローズ加工されたようです。
中古で入手した段階でSCHCTERのピックアップに交換されていたのでオリジナルのPUに戻し再配線の依頼でした。
キャビティ内を見てみるととんでもないタコ足配線!!
はんだ無しで結んであるだけの場所もありました^^
ギターリスト、ベーシストの会話でよくあるのが
「自分電気全然分からないんで・・・」
「配線系、全く素人なんで・・・」
「ギターのリペアはやるんですが、電気は苦手で・・・」
お客様の中でこのような声が多いのは理解しますが、プロのリペアマンでも意外に多いです。
様々な意見があるのでしょうが、ギター/ベースを弾く以上は電気の勉強は避けて通れないですね。
エンジンを理解していないレースドライバーがいないように、エレキ楽器にとってマイク(ピックアップ)からスピーカーまでの経路を正しく理解する事で、より出したい音に近づくと思います。
実は思ってるよりずっとシンプルで単純なギターの配線。
もし調べても分からない事があれば、店頭でお尋ねください。
さて、一旦パーツを全て外します。
オリジナルのピックアップはHFS。
ハイゲイン向きでは無いですが、バランスは良いピックアップです。
両PU共にタップ配線できるようにPUSH/PULL式のポットに変え、すっきり無駄の無いよう再配線しました。
ピックアップのエスカッションもつけて、トレモロもセッティングし直しました。
カラッとして抜けの良い個体でした。
ギターのピックアップ交換、ポット、スイッチ交換、ノイズ処理 などは 是非ご相談下さい。
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宜しくお願いいたします。