Guitar Repair of the Day
フレット交換 – Fret Replacement
同じリペアが重なるのはリペアショップのあるあるですが、フレット交換が重なると人の手も足りなくなります。
昔はハンマーでフレットを一本一本打っていきました。
今でもハンマーは使うのですが、最近は専らフレットプレスで挟み込む方法が多いです。
ネックの形状によって挟み込めない場所も、専用の台座に変えて上から挟み込みます。
指板のアールに合わせたブラスの型で挟むので、フレットを曲げずに(加工せずに)そのまま均一にプレス出来きるので仕上がりが綺麗で速いです。
一本のネックに2台のプレス機で作業することも出来ます。
今週は5本もフレット交換があるので結構大変(笑)
打つまではいいのですが、サイドの仕上げに時間が掛かる (5本も・・・)
プレスだけで、均等に、隙間も無く挟み込めます。
勿論後から隙間をチェックして、問題があればハンマーで修正します。
ストラトなどのハイポジションは、台座をネック裏の形状に合わせ交換。
アコギや、最終フレットなどは、上のような写真のプレス機で押し込みます。
Dunlop製、Jescar製、Stumac製、ニッケル、ステンレス、サイズも色々選べます。
お店の試奏ギターはほとんどステンレスに変更しました。
立ち上がりが早く、数年経ってもほとんど減りません(削れません)
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