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09月14日 – Taylor 110e – フレット研磨、サドル高さ調整

Guitar Repair of the Day

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Taylor 110e

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テイラーの100シリーズ。

最近のギターの特徴なのか、テイラーの特徴なのか、沖縄のせいなのか?
リペアをしていて、指板の痩せ、特にエボニーの乾燥による収縮が目立つ気がします。

近年ギターの原木となるローズやエボニーなども原産国各地で伐採規制が掛かっており、指板に使われる材も同じ種でも様々な国の物が出回っているようです。

伐採してギターになるまでの期間(乾燥時間)が短い物は、ギターになってからも変動する事が多いので小まめなメンテが必要です。

指板には絶対にシリコン系のオイル・スプレーは使わないで下さい!!
レモンオイルやオレンジオイルなども成分を良く見てみると接着剤を溶かす成分が入っている事も。

最近のギターのフレットは接着剤にて固定されている物も多く、指板の保湿の為に塗ったオイルがフレットの溝に入りフレットが浮いて来るケースも見られます。

沖縄のような高温多湿な環境で、指板が保湿・乾燥を急激に繰り返すと指板の痩せ、フレットの浮きの症状が起こってくるのでは?と考えています。

じゃあ何で保湿すればいいか?

それはミネラルオイルです。

今回のギターもそんな指板・フレット周りのリペアでした。

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弦高が高くで弾きづらいのと、ところどこと音詰まりがする、との事。

12フレット近辺も結構高いですね。

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指板は若干順反りでした。

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先ずは、全てのフレットの高さを計測。

表に全てのフレットポジションのガタツキ、形状を記入していきます。

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この結果を基に、ネックジグにて必要箇所のみをストレートにし、フレット上のデコボコを平にします。

浮いているフレットはこの時点までにプレスや打ち込みで入れ直します。

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ネックを弦を張った時と同じ状態にして、フレットの高い部分のみを削っていきます。

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まっ平に削った後は、楕円状になるようにクラウンを整えます。

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その後研磨を終えたフレット。

一番右のフレットは研磨前、左が研磨後です。

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デコボコが無くなり、ビビり、音詰まりが無くなりました。

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トラスロッドを調整しネックは真っすぐになったのですが、弦高はまだ少し高いです。

サドルを研磨して、少しだけ高さを落とします。

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弦の当たるサドルトップも再度角度を出します。

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何度も何度も書いていますが、ベタベタの弦高では弦がフレットに当たり弦振動が止まる・少なくなるのでボディ・ネックの鳴りは小さくなります。

弦高が低いほうが弾きやすいですが、弦の振動をバランスよくボディに伝える為にも、ある程度の弦高は必要です。

それぞれのギターによってベストなセッティングが変わるので、自分のギターがどれくらい鳴りのポテンシャルを発揮しているのかは、店頭でご相談下さい。

ネック調整のセッティングだけで、コードのバランスが良くなり、ボイシングが綺麗に出るので音量も上がります。

アコギの フレット研磨、サドル調整、ブリッジ剥がれ、割れ、修理は是非ご相談下さい。

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