YAMAHA LL-TA
Repair of the Day
YAMAHA LL-TA
ヤマハのアコースティックギター。
どのモデルを弾いても安定のヤマハサウンド。
弦高が高い?
ネックを調整してサドルを下げれば大丈夫ですよね?
というお問い合わせがとても多いです。
ネックが反って弦高が高くなる事は多いですが、弦のテンションでネックと共に
ボディも変形している事があります。
ブリッジ付近が盛り上がってしまった場合、相対的に弦高が上がってしまいます。
ボディの変形だけならいいのですが・・・
ブレーシング(力木)チェック
裏板を叩くと異音がするので内部をチェックします。
ヤマハの開発したアクチュエーター(加振器)という装置。
リバーブやコーラス信号を振動に変換してギター全体に伝える構造みたいです。
一旦取り外します。
固着して1週間ほど放置。
アクチュエーター
アクチュエーターの裏側はこんな風になっていました。
生音で弾いた状態でもエフェクト振動をボディに振動させる仕組み。
出音は新体験なサウンド。
サウンドにすっかりハマってしまいました。
ネック調整
少し順反りですね。
これで弦高は2.5mmくらいまで下がりました。
ギター、等の修理は お気軽にご相談下さい。
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