Cat’s Eyes TCE-35
Repair of the Day
Cat’s Eyes TCE-35
80年代のモデル
40年たった今、鳴りは素晴らしいです。
弦高
ネックは少し順反り。
ブリッジ付近を押すと、かなり下がって変な音がします。
もしや・・・
ブレーシングチェック
写真の隙間部分だけでも2mmはあります。
かなり広範囲に渡って浮いていますね。
ブレーシング接着
裏板と違って表板の接着は、少しややこしいです。
接着の前に、全ての浮き部分を把握してメモ。
この作業を何度か繰り返して固着させます。
ブレーシング接着後
あれだけ隙間があったので、見事にトップの歪みが無くなりました。
トップが剥がれて全く鳴っていなかったのですが、修理後は低音よりも高音の立ち上がりが早くなりました。
アコギはどこか一か所バランスが崩れる(歪む・剥がれる)と音になって表れてきますね。
ギター、ベース等の修理は お気軽にご相談下さい。
お願いいたします。