Guitar Repair of the Day
Fender Japan Stratocaster
結構使い込まれたフェンダージャパンのストラト。
ナット交換、5点スイッチ交換、フレット部分すり合わせでした。
ナットの溝は必ずすり減ってきます。
弦を張り替える度、チューニングをする度、チョーキングをする度、アームを使う度に弦は収縮するので溝の上の弦が擦れて減っていきます。
特定の弦で音詰まりが出てきたり、鳴きが出てきたり、ローフレットがビビり出したら交換の時期です。
ナット交換は早ければ翌日には完了します。
新しく作ったナットを、ナットスロットへ隙間のないように装着します。
ナットの溝を切る前に、特定のフレットでビビりがあるので部分的に研磨・すり合わせします。
今一度ネックのストレートを確認し、弦を張ってナットの溝を切っていきます。
少しづつ溝を深くして、高さをみて、各フレットのチューニングを図り、バランスをとっていきます。
スイッチはガリが酷かったので、新しい物に交換します。
国産スイッチからCRTスイッチへ。
ネック調整、ブリッジ部調整、などを行い完了。