Guitar Repair of the Day
Burny Les Paul Model
フェルナンデス/バーニーのレスポールモデル。
スーパーグレードモデル
ボディトップのカーブ、色味がとてもリアル。
今回はビビりの目立つナットを交換しました。
3弦、4弦のビビりが大きいのですが、ナットの溝がかなり深くなっています。
高さが低いので開放弦を弾いた時に1フレットに当たってキーンという音が出てしまいます。
続いてネックの状態。
かなり順反り。
順反りとは3フレット辺りと比べ、12フレット近辺の指板と弦の間に隙間が出来ます。
順反りになると弦高が高く感じます。
レスポールの場合はヘッド側からトラスロッドを調整しネックの反りを直します。
トラスロッドを軽く締めた状態。
隙間が無くなりストレートになりました。
続いてリアピックアップのエスカッション。
プラスティックが割れてしまいボンドで止めてありますね。
新品へ交換しました。
続いてはナットに取り掛かります。
溝が低くなってしまったナットから、牛骨のナットへ交換。
ギターそれぞれのナットのスロットの幅は違います。
それぞれのギターナットの大きさに合わせて写真のような四角の状態から削りだしていきます。
スロットの幅に合わせ削りフィッティング。
底面、サイド共に隙間なく仕上げます。
弦を張り溝を切り出し溝の深さを調整。
ナットの溝は、使用する弦の太さに合わせて適切な幅に切り出します。
最後に研磨、ポリッシュをして完成。
高さは高すぎず、低すぎず。
高いと1フレットを押さえた際にシャープしてしまいます。
ブリッジの高さを調整しオクターブも調整。
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