Guitar Repair of the Day
GIBSON Les Paul Recording
以前にピックガードの修理を行ったレスポールレコーディング。
今回は倒してヒビが入ってしまったヘッドの修理とテールピースをビグスビートレモロへの変更依頼です。
ヘッドのフェイスプレートは問題無いのですが、ヘッド裏のペグホールの真ん中部分に亀裂が入っていました。
一部が深いため一旦亀裂部分を切断することに。
亀裂の入ったラインに合わせ、綺麗に切断出来ました。
切断面に接着剤を塗り、クランプにて時間をかけて固着させます。
こちらが2週間ほど固めた状態です。
かなり力を入れて曲げてもビクともしません。
穴の隙間を、メイプルを削った粉を接着剤に混ぜ埋めていきます。
その後、サンディングシーラー、ラッカーにて塗装、研磨します。
トップのフェイスプレートも修正しました。
今回ペグを、GOTOH製のロック式へ変更。
ブリッジはビグスビーを取り付けます。
トレモロに付属のラインで、ナットから駒までの位置決めをして、ブリッジを取り付け穴をあけます。
トレモロも元穴を埋めて取り付け完了。
レスポールレコーディングは、このPUでないと出せない音があり、特徴ある個性的なサスティンが魅力ですね。