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YAMAHA FS720S – ナット交換、ボディ膨らみ調整

サウンドハウス

YAMAHA FS720S

Repair of the Day

YAMAHA FS720S

エントリーギターとして人気の高いヤマハのアコギ。

ギターの値段が年々どんどん下がっていて、3万円はおろか1万円で買えるアコギも沢山あります。

各価格帯のクオリティもどんどん上がっていて、このFS720Sも昔なら7~8万円のクラスだったかもしれません。

価格によってクオリティの違いが出るポイントがいくつかありますが、ナットもその一つ。

新品のギターは大抵、標準の弦のサイズとして ライトゲージが張られています。

1弦から
0.012
0.016
0.025
0.033
0.043
0.053
の太さです。

エレキから持ち替えた人はかなり太く感じるゲージ。

買った際に張られていたライトゲージでは太いので、エキストラライトやカスタムライトに下げてみる人も多いのではないでしょうか?

またエレキの場合では、自分の好きなアーティストが太いゲージの弦を使用しているので自分も太くしてみたという人。

ギターのナットは6本の溝が掘られていますが、この溝穴のサイズをあまり気にしない人も結構多いようです。

購入時にライトゲージの弦の太さで溝が切られていた場合、弦を細くした場合は隙間が出来ます。

ナットの溝が広がってしまう原因は他にも、ネックが沿って弦高が高くなったのでサドルを削って調整した時など。

それぞれ対応方法は違うのですが、ナットは適正なセッティングに対して、適正な溝の深さにしなければなりません。

弦はどうしても緩んでチューニングが下がります。
チューニングを合わせる度に、ナットの溝を弦が滑るので少しずつ溝は減っていきます。
弦が錆びていれば減りは早くなります。

またアコギなどでボディが膨らんでブリッジが上がり弦高が高くなった場合、フレットを押さえる際にテンションが強くなるのでナットに掛かる力も大きくなります。

今回もボディトップ、ブリッジ後ろの部分がかなり膨らんでおりました。

ナット製作の間、可能な限りでボディトップの矯正を行いました。

写真のようにクランプをし、サウンドホールからスチームを噴射し膨らみを戻していきます。

約1週間のクランプ後、少しだけ膨らみが収まり、弦高が下がりました。

この弦高に対して、ナットの高さを最終調整。

かなり弾きやすくなりました。

ナットは消耗品です。開放弦でビビり音がしたら、違和感がある場合は交換をしたほうが良いでしょう。

ナットの交換、ボディトップの矯正 修理・リペアは是非ご相談下さい。

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