Amp Repair of the Day
MesaBoogie MARKⅠReissue
メサブギーのシグネチャーサウンドといえば70年代に発売されたMK-Ⅰ。
2ボリュームのゲインステージを組み合わせて作れるリードサウンドはメサ独特の特徴のさる音色。
こちらは90年代に発売されたリイッシューモデル。
とはいえ30年が経過して全体的に劣化が進んでいました。
真空管は6L6GC。
モデルチェンジ前の型ですね。
状態を測定機で計測。
切れている管がありました。
全体的に劣化が大きい。
プリ管もバラつきが大きいです。
全て新品に交換しました。
続いて電源部。
フィルターキャプもリークが多いので交換。
スプラグ製なのですが、メサブギーの刻印が入った専用コンデンサ。
リキャップ時はスライダックを使って少しづつ電圧を上げ通電させます。
全体のポイントを測定しながら丸一日位テスト通電します。
EQ部の効きもバラつきが多いです。
カップリングも変えました。
可変抵抗は全て交換。
Dシャフトの専用の物に。
グリルは何かが付着して汚れていました。
ブラシで丁寧に落としクリーニング。
つまみ各部を細かくチェック。
この鈴のような音のクリーンサウンドとキメの細かいドライブサウンド。
12インチ1発、マスターボリュームが付いているとはいえかなりの爆音アンプです。
ギターアンプの調整、メンテナンス 等は是非お問合せ下さい。
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