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Mesa Boogie 50Caliver+ – オーバーホール

Mesa Boogie 50Caliver+

Amp Repair of the Day

Mesa Boogie 50Caliver+

メサブギー 50キャリバー。
平成元年(1989年)の個体だから約30年。

メーカー問わず、30年以上前のアンプを使用していて音量が小さくなったり不安定になったり、歪み易くなったりする場合はオーバーホールが必要です。

アンプにはコンデンサーという電気を蓄えて電圧を安定させる電解コンデンサーというパーツが使用されていますが、一般的に100℃の環境で2000時間使用すると寿命になるといわれています。

もう少し低い温度で連続使用し、仮に50,000時間だとしても6年位。
使わなかった期間を入れても15年から20年位が限界だと思います。

コンデンサーの能力が落ちて電気を溜め込めなくなれば動作が不安定になります。

オーバーホールの際は使用されているコンデンサーのリークをチェックし漏れのあるパーツは全て交換します。

各部の電圧が正常になると破裂する劣化パーツもあるので、段階毎にチェックしながら時間を掛けて行います。

真空管チェック

EL84を4本使用したモデル。
真空管を抜いて状態をチェックしてみましょう。

真空管を抜いてみると・・・
なんかいますね。

アンプ修理あるあるじゃないですが、アンプの中には色々な生き物が潜んでいる事が多いです。

今回も真っ黒に焼け焦げたコイツがもう一匹いました。

他にも巣だったり卵だったり色々。

プリ管とパワー管。

パワー管は4本共 もう少し使える感じ。

基板部チェック

基盤をひっくり返すと、おびただしい数のアルミ箔が付いていました。
他にも糞らしきものやカビ、錆びなど。

コンデンサー交換

電源部の電解コンデンサー側も沢山のゴミが。

一旦容量の大きい電解コンデンサーを取り除き、基盤をクリーニングしました。

新しいコンデンサーに入れ替え、各部を測定。

基盤裏も綺麗にクリーニング。

リバーブタンク

リバーブの出力が小さかったり出なかったり。

ドライバーか?タンクか?

中を開けて見ると1本切れかけていました。

こちらも互換性のタンクへ交換。

リバーブタンクは、横用、水平用、縦用、と全て違います。

一番長く使い込んだアンプの音は忘れられないもの。
慣れ親しんだトーンがあるので古くなったとはいえ、なかなか別のアンプへ移れないですよね。

きちんとオーバーホールやメンテナンスをすれば、まだまだ使用出来ますよ!!

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