Amp Repair of the Day
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Mesa Boogie markIII
とあるライブハウスのメサブギー。
最近メサの置いてある箱は滅多に無いのですぐ分かりますね^^
毎晩毎晩爆音で鳴らすので出力が不安定でパワーが無い、という症状。
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店頭で確認してみると最初は少しだけ出力するけど、徐々に音量が下がり
全くパワーの無い音に。
今まで一度もメンテしていないとの事なのでチューブがヘタっているのでは?
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チューブテスターで検査してみると見事に3/4本死んでました。
このテスターは簡易式ですが、回路が切れているかどうかは一発で
計測出来るので便利です。
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シャーシ内部をチェックしてみるといくつか劣化パーツが。
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電源部のコンデンサは何故か×のマークが^^
どんな意味だったんでしょうか?
この外装から80年代のコンデンサでしょうね。
多分スプラグで作っていたOEMのよう。
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今回はTube AMp Doctor 通称TADのコンデンサに全て交換。
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ヒューズもスローブロー式に交換。
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チューブは純正の6L6へ。
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マッチングされた管なのでバイアス調整はいらないのですが、必ず電圧をチェックします。
プリ管も交換し、作業完了。
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メサの基盤は熱に弱いエリアがあります。
markIII、mkIV、mkV、それぞれ弱いエリアがあり、抵抗の焼けに繋がる箇所があります。
小まめにメンテすれば、まだまだ現役バリバリで使えるアンプですね。
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