Amp Repair of the Day
Mesa Boogie Single Rectifier SOLO HEAD 50
電源が入らないとの事でお預かりいたしました。
アンプの修理の場合お預かりした初期の段階で、点検を行うチェックフローを順番に辿っていけば大体原因にたどり着きます。
この時経験や勘に頼らず、常に同じパターンで検証を行う事、これが後の勘違いを無くすコツ!!
自分の思い込みが原因で失敗するのにまた繰り返すんですよね^^
そんな失敗をしないように毎回リペアカルテに記載していきながら、順に辿ってチェックポイントを追っていきます。
今回の場合、
パワー管が純正じゃない
ヒューズは飛んでいないけどソケットにぐらつきが
真空管を抜いても電源が入らず
グリッド抵抗が焼けてる・・・
色々ありますね^^
バイアス調整、ソケット交換、インプットジャック交換、等 もろもろ修理を行いました。
固定バイアスのメサに、バイアス調整なしに他のメーカーの真空管を乗せると壊れる事もあります。
バイアス部に可変抵抗が無いので抵抗値を変える事で調整するしかないのですが、メサ以外の真空管を乗せる事も出来ます。