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Mesa Boogie Dual Rectifier – 電圧変更、再配線、メンテナンス

サウンドハウス

Mesa Boogie Dual Rectifier

Repair of the Day

Mesa Boogie Dual Rectifier

日本で発売されたモデルでオリジナルな状態。

当時の代理店のステッカーが貼ってあります。

日本仕様 100Vのモデル。

こちらの依頼は外国人の方からの依頼。

日本で購入したアンプをアメリカで使用したいので改造出来るか?

トランス変更?

メサの仕様を分からない方なら、電源トランスを変更しなければならない!? と思いますよね?

マーシャルなどは最初から100V仕様のトランスをイギリスで作ってるモデルもあります。

また昔のアンプであれば、アンプの裏パネルに 100V と記載してあっても、中身は本国仕様だったりもします。

メサブギー製のアンプも、アメリカで発売されているモデルは、117Vのみの仕様が殆ど。

一方輸出向けのモデルは、100v, 117v, 220v, 240v に対応しているユニバーサル仕様の電源トランスが搭載されています。

今回は全て基板にワイヤリングされており、基板上で入れ替えるタイプ。

アメリカで使用出来るように、100vから117vへ変更しました。

各部チェック

117v 仕様に変更して、電源トランスからの出力、各部の電圧を測定しました。

中身だけみると、そんなに使用していなかったのかもしれません。

埃やゴミはおろか、液漏れ、焼け等も無く綺麗な状態でした。

真空管チェック

今回のDual Rectifierの出力管は、EL34と6L6を切り替えで選択出来るタイプ。

それぞれ固定のバイアスの為、セレクトされた真空管が推奨されています。

通常はメサブギーの純正の真空管を選んで下さい。

何なら良くて、どうすれば他のメーカーの真空管に変えられますか?などにはお答え出来ませんが、変更は可能です。

真空管のマッチングを測定し、バイアス値を測定し、範囲内であれば問題ありません。

但し上記の写真のような真空管測定器で4本の値が見れない場合はご自分で変えるのはやめたほうが良いです。

ダミー抵抗を繋いでバイアス値を測ります。

概ね範囲内。

いい音してます。

シールを張って完了。

これで今日から117V仕様。

日本で使用する分には問題ないですが、日本のモデルをアメリカで使用すると確実に壊れます^^

そういうアメリカ人のお客様が大変多く、マーシャルなどのパワートランスは、常時117v / 120v 仕様のモデルを用意しています。

基地の中も120v仕様なので、沖縄本島内で日本仕様の100vアンプを買って、基地の中で使って、数秒で煙の出る人も結構多いです。

今回のようなワイヤリング変更で電圧を変えられる機種はあまり多くないのです。

古いアンプは逆に、ほとんど120v用のトランスだったりします。

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