Guitar Repair of the Day
H.S.Anderson HS-1 Mad Cat
エイチ・エス・アンダーソンのマッドキャット。
プリンスが使っていた事で知られるテレキャスター Mad Cat。
ヘッドに猫のロゴが。
バインディングとピックガードの柄が特徴的ですね。
今回はポットにガリがあるので交換。
中を開けてみると配線に継ぎ足しが多く、弦アースも切れていたのでやり直しました。
1か所、ネジ穴が割れてしまっています。
一旦メイプルで埋めて開け直しましょう。
POTを交換しワイヤリングをして完了。
アンプに通して弾くと、目茶目茶バランスの良い出力。
続いてペグ。
表の見た目はシャーラーっぽいタイプ。
裏はネジの無いクルーソンっぽいタイプ。
今回はこちらをノーマルなクルーソンタイプへ変更希望。
但し、ペグ穴のブッシュサイズはご覧の通り。
シャーラータイプからクルーソンタイプへの変更の場合、穴のサイズが違う為変換が必要です。
一番左が元についていたサイズ。
真ん中が持ち込まれたペグのブッシュ。
右がシャーラータイプのブッシュサイズに適合するコンバージョンブッシュ。
表かた見ると右二つは見た目がほぼ同じ。
クルーソンタイプでネジ穴があるので、下穴を開ける為のマーキング。
ペグを外すと色んな穴が開いていました。
オーナーさんは気軽にポン付け出来ると思っていたので穴は気にしないそうです。
ネジを締めて完了。
見た目の風合いがヴィンテージテレキャスターらしくなりました。
ギターやベースのポット交換、ペグ交換、メンテナンス、調整等 はご相談下さい。
メールの方は こちら から
電話番号:098-923-0743
全国からの修理、改造など受け付けております。
沖縄県外から修理を依頼される場合は、必ずメールか電話にて状態をお知らせ下さい。
その後発送方法等をお知らせいたします。