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07月16日 – Burny RLC-55 – ナット交換&フレット研磨

Guitar Repair of the Day

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Burny RLC-55

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フェルナンデス/バーニーのレスポールタイプ。

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フレットの磨耗と同時に1,2弦のフレット溝が低くなりビビりが出ていたのでナットの交換とフレット研磨を行いました。

ナットは漂白牛骨ナットを使用。

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ナットのスロットに合わせて接着剤を使わなくても抜けない程度に、キッチリ収まるように削り出します。

底面と側面を綺麗に平になるように研磨し直し、ナットとネックの接点面積を増やす事で、サスティンの伝達ロスを防ぐ事が出来ます。

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特定フレットがビビる場合は、ビビりのあるフレットよりブリッジ寄りのフレットが高かったり、浮いていたり、極端に磨耗したフレットがある事でビビりが生じます。

ネックジグにかけて弦を張った状態で高低差を確認すれば、フレット研磨の量を最少で処置出来ます。

ネックジグという台の上でチューニングを合わせ、弾いているのと同じ状態にします。

その時のネックの曲がりの位置を2つのゲージでメモリします。

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弦を張った時のメモリを 0 に合わせ、弦を外した時に動いた数値分を、弦を張った時のテンションの代わりにネックヘッドをもち上げる事で、弦を張った状態に戻します。

これで弦を外していても、弦を張っている状態と同じになります。

弦を張ったままではフレットの研磨が出来ないので、このように弦を外しても同じ状態にする必要があるのです。

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ネックジグにかけた状態で、高くなったフレットのみを研磨する事で、正確に最少の研磨量で仕上げる事が出来ます。

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削って平になったフレットの角を少しづつ研磨し、ラウンド状のフレットの形に戻します。

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またナットの製作を同時に行う事で、ストレートになったフレットの高さに合わせてナットを作り直すので、適正な高さでナットとブリッジのセッティングする事が出来ます。

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弦のゲージサイズに合わせてナット溝を最終調整。

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ビビり、つまりが無くなり、ストレス無くフィンガリング出来るようになりました。

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弦を支えるナットとブリッジをセッティングし直すだけで、ボディ鳴りが激変しますよ。

トータルセッティング、調整、ナット交換、フレット研磨、等 是非ご相談下さい。

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宜しくお願いいたします。


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