Guitar Repair of the Day
GIBSON Les Paul Custom
70年代のギブソン・レスポールカスタムです。
ポット、ジャック交換、ナット交換を行いました。
ポットの刻印を見ると77年製のようです。
今回は配線をやり直し、一番酷いボリュームポットは交換し、残りはクリーニングにて対処しました。
おや、ストラップピンが曲がって入っていますね。
後で修正します。
ナットは全体的に溝が広がっておりビビりや共鳴音が大きくなっていました。
ナット溝を綺麗に整え新しく牛骨ナットを装着。
接着剤の跡や、残りカスを取り除き、ナットの底面をストレートにします。
ナットは隙間なく、接着剤無しに少しキツイ位に、ピッタリとフィットしているのが理想です。
ナットを交換の際に、溝の削りを徹底的に追い込んで調整すると、とにかく”鳴り”が変わります。
ギターの鳴りを生かすも殺すも、ナットの溝は物凄く重要です。
この後トラスロッド調整、サドルオクターブ調整、フレット磨き、弦交換を行い完了。
弦のゲージ(太さ)を頻繁に変える(試す)人もいますが、好きなゲージが決まったら(細い弦から太いのに変えた場合)ナット調整をお勧めします。
調整だけであれば、高校生以下は無料です!!