Guitar Repair of the Day
GRECO SE-700 Early Sixties 1977
グレコの70年代のストラト。
近所のアメリカ人サーファーの友人が、
「これ絶対いいやつだよな?70年代だろ?日本製だろ?どう?どう思う?」って興奮しながら持ってきました^^
彼は同じ年代で、子育てもひと段落して、気が付いたら全然海にも入っていなくて、仕事ばっかりで、休みはダラダラしてる、感じの元ギタリスト^^
私も似た境遇なので なんとなく理解出来ます。
昔から持っていたこのストラトを奥から引っ張り出してきて、また何か弾けるように頑張るみたいです。
さて、ネックも反ってガリもいっぱいで弦もパーツも錆びていて、このままじゃジャンクでしょ、って言うと「可能な限り綺麗にコンディションが良くなるように。でもなるべく安く!!」って。
全体調整、POT交換、パーツ研磨、全体クリーニングを行いました。
ポット交換
POTはご覧の通り、回りもしません^^
スイッチは問題なかったので、配線だけをやり直して、POTは交換。
一旦全部ばらして
パーツを磨きなおします。
ドレメルルーターで一つ一つペグを研磨。
青みがかった錆びもこのくらいまで綺麗になります。
フレット上も錆び錆びで青くなってます。
こちらもスチールウール、コンパウンドで綺麗に。
本当はフレットもナットも交換したほうがいいけど、本人は「これでもう一度練習し直すんだ」って興奮していました^^
しかしこのストラト、くそ重かったです。
家具のようなギター(笑)
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