GIBSON Les Paul Studio
Repair of the Day
GIBSON Les Paul Studio
何度もメンテナンスの依頼を頂いているお客様のレスポール。
弦交換の度にメンテナンスしているのですが、今回は長期不在だった為ずっと触っていなかったよう。
ハードケース
久しぶりに帰宅してケースから出そうと思ったけど、いつものナンバーで開かないとの事。
少し力づくで開けようとした痕跡が・・・
公開はしませんが、あーしてこーするとロックが外れます。
一旦000にメモリし、後でご希望の番号で設定し直します。
ロックが開かなくなったらお店に持ってきて下さい。
鍵が無いタイプは力づくでは開きません。
ネック調整
さて、弦交換を兼ねてメンテナンス。
ずっとケースの中に入れていた為か、ネックはかなり順反りでした。
ギブソンはヘッド側にトラスロッドの調整ボックスが。
専用のレンチでトラスロッドを締めていきます。
真っすぐになりました。
フレット研磨
続いてフレットを磨きます。
少し錆っぽくて艶が無くなっています。
バフ掛けするとご覧の通り。
汚れ、垢、錆びなどがへばりつき、チョーキングもスムーズに上がりません。
ポリッシュ後はスベスベです。
弦交換
新しい弦を張ってサドルもチェック。
少し高さ調整しました。
オクターブ調整は前回合わせて問題ありません。
なんてことないメンテナンスですが、家で弦交換の度に細かくする人も少ないみたいです。
ネック調整+弦交換は2,200円~です。
沖縄は例年なら梅雨入りですが、今年は少し遅いですね。
梅雨入り前にネックの状態をリセットしてはいかがですか?
ギター、ベース等の修理は お気軽にご相談下さい。
お願いいたします。