Bass Repair of the Day

Fender Jazz Bass – Noise Shielding

ジャズベースのノイズ処理とナット交換の依頼です。

ジャズベ特有のノイズはコントロールボックスとPUキャビティ内を丁寧にドータイト処理を行い、
グラウンドの引き回しを電位差を見ながら処理する事で、かなり改善されます。

コントロールのボックス内も全て配線をやり直しましょう。

ピックアップを持ち上げてキャビティ内を見てみると、ハイトアジャスターの下は・・・

コストダウンを図った市販の楽器の象徴のようなキャビティ内。
とにかくぶ厚い塗装の山に、何故かグラウンド配線を落としてありました・・・(右上のラグ)
全く何の効果も無く、無駄な処理、ノイズの消えない要因ですね。

コントロールボックス内もご覧の塗装の跡。

全てのキャビティ内の塗装をトリマーで研磨し、塗装膜を全て落としてから導電塗料を塗ります。

導電塗料を塗布しました。

配線もやり直します。


ナットも、3弦、4弦の隙間が多くビビりが多いので作り直しました。
牛骨ナットにて成形。

ブリッジに繋がる弦アースの線も、シールド線を使う事で更に効果ありです。

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