Rickenbacker 4003
Repair of the Day
Rickenbacker 4003
リッケンバッカーベース
珍しいフレットレス仕様
ノイズ
ギターやベースのノイズの原因は様々ありますが、このピックアップの仕様は手ごわそうです。
シングルコイルの周りをスチール製のピックアップカバー。
ポット周りは配線も取り回しも問題無いレベルです。
ハムノイズは特定の周波数帯域が持ち上がる事が多いです。
今回は120Hz辺りをカットする為ドータイト加工にて対応します。
導電塗料
ピックガードを外しピックアップを取り除いた状態。
ザグリ方が個性有り過ぎですね^^
導電塗料を塗布していきます。
何層か重ねます。
銅箔処理
ピックガード裏に銅箔を張り、キャビティの箱の中をシールドで蓋をします。
各ボックス内のグラウンドを1点にまとめます。
組み込み
きちんとアースが落ちているか測定しながらチェック。
やはりどうしてもドータイト処理はハイ落ちします。
個体にもよりますが、アンプやEQにて補正可能なレベルな事も多いので、PUや飛来ノイズの多いギターやべースにはお勧めのノイズ処理です。
ほぼ目立たないレベルまでノイズが無くなりました。
ギター、ベース等の修理は お気軽にご相談下さい。