Guitar Repair of the Day
Aria Pro Ⅱ Strikin’Sound ST
アリアプロ製ストラトキャスターモデル。
79年に製造。
お店に来る外国人のお客さんは、この時代のジャパンヴィンテージを狙ってる人が多いようです。
日本ではジャンク扱いの程度の悪いオールドも、メンテを経てオーバーホールを行うと直ぐに店頭から無くなります。
今回はオリジナルの状態からピックアップ、配線、ノイズ処理等を行いました。
ピックアップ、ボリュームポットはイングウェイモデル、シールディングは銅箔テープの指定でした。
オリジナルのパーツも30年以上が経過しているので抵抗値も多くガリも多いです。
内部、ピックガード、ジャックボックスに銅箔テープを貼ります。
CTS製ポット、オレンジドロップコンデンサー。
キャビティ内の配線はなるべく最短で行うとノイズは少なくなります。
足し算で増幅するノイズを一つずつ対策していく事で、オリジナルの状態よりかなり改善可能です。
ピックアップはSEYMOUR DUNCAN製 STK-10 YJM FURY
ナットは牛骨を使用し成形。
スロットの溝を揃え、指板のラジアスに合わせます。
コンパウンドで磨いて完了。
フレットもポリッシュしてピカピカに。
ここまで交換すると、元の状態からは全く別物のサウンドになりますね。
出したいサウンドが明確であればギター本体はヴィンテージを用い、パーツ交換にて好きなサウンドキャラクターを強調させる事で生まれ変わりますよ!!
ギターの調整、メンテナンス 等は是非お問合せ下さい。
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