Guitar Repair of the Day
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Taylor 314 – Loose Bracing
テイラーのアコースティックギター 314。
テイラーの中でもポピュラーなモデルですね。
弦高に違和感がある、ビビりがある、との依頼でした。
ボディのブリッジ後ろを触ると、膨らんで盛り上がっています。
サイドとの高低差はこんな感じ。
こんなケースの場合、ギターの裏板を指の裏でコンコンと叩いてみて下さい。
叩く場所は、裏板の内側の面に横に這わせてある板(ブレーシング・力木)に沿って叩いてみます。
力木と裏板がぴったり隙間なく接着されていると、カンカンという高いピッチのサウンドになります。
一方、力木と裏板の接着が剥がれたり、隙間があると、ボンボンやボワンボワン、ベンベンなどの音が聞こえます。
この音が聞こえる部分のブレーシング箇所に剥がれがある事が多いです。
ブレーシングが浮いたり剥がれる事で、裏板が変形し横板、表板に引っ張られ、ブリッジ近辺が高くなるのです。
ブリッジのサドルを削るだけで直ると思っていても、変形には曲がった根本の理由があったりします。
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隙間のあった音の箇所にスクレーパーを突っ込んでみると、見事に隙間があります。
これでは変形もするし、裏板がきちんとくっ付いていないので低音の鳴りもなくなります。
逆サイドのブレーシングにも隙間が。
こちらも完全に剥がれています。
隙間のある部分に接着剤を入れ、ジャッキで持ち上げ密着させます。
上からも軽くクランプし密着度を高めます。
チェックしてみると、表板のブレーシングにも隙間が。
こちらも接着します。
表板、裏板の変形が納まるだけで、1mmほど弦高が下がりました。
トップの歪みもこの通り。
本当に本当に多い質問の中に、「弦高は何ミリでお願いします」という要望。
確かに低い方が運指もし易く、フィンガリングがスムーズになります。
但し、開放時の弦振動が極端に少なくなっている場合や、他の部分の基準が出ていない場合がとても多いです。
ネックのねじれ、ナットの高さ、指板のストレート、フレットのストレート、ブリッジ・サドルの高さ、ネックの仕込み角、ボディの変形、などなど
これらの一部の基準が出ていない場合、弦高を下げてもどこかに違和感が出てきます。
これらの”ずれ”は、ギターの保管方法によって起こるケースが一番多いのですが、その”ずれ”を日々感じる事によって、大きな”ずれ”にならずに済みます。
違和感を感じたら診察を!!
体と同じで日々のメンテナンスが大事。
調子が悪いと思ったら病院へ。
アコースティックギターの弦高調整、ブレーシング浮き、力木修正、メンテナンス、修理、メンテナンス、調整、等はご相談下さい。
メールの方は こちら から
電話番号:098-923-0743
全国からの修理、改造など受け付けております。
沖縄県外から修理を依頼される場合は、必ずメールか電話にて状態をお知らせ下さい。
その後発送方法等をお知らせいたします。
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