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Aria アコースティックギター – ブレーシング剥がれ+ブリッジ浮き

サウンドハウス

Guitar Repair of the Day

Aria Acoustic Guitar

モーリスのアコギ。

ブリッジ浮きと異音がする、というケース。

こういう症状は原因が繋がっている事がほとんどです。

弦の波力でボディに歪みが生じ、トップorバック板を支えているブレーシングが剥がれ、トップ板が膨らんできて、ブリッジに浮き(剥がれる)という連動した症状になります。

ブレーシングが剥がれると、バック板との隙間から異音(共振)が出てくるので、弾いた感じ違和感があります。

ボディ内部の横板がある部分の上をコンコンと叩いてみて明らかに鈍い音、スネアのスナッピーの様な音がしたら、大体ブレーシングに隙間(剥がれて)があると思います。

ブリッジはかなり隙間がありますね。

横から見るとこんな感じ。

今回はブリッジを剥がして、張り直します。

いつものようにヒーターで温めながら剥がします。

時間をかけてゆっくりと、スクレーパーを入れながら剥がしていきます。

綺麗に剥がれました。

次は内部チェック。

ブレーシングのはじっこは、ほとんど浮いていました。

ここも

ここも

今回はこのようなリフト固定用のアームを使います。

他にも自作リフトも用意。

何せ浮き箇所が多いので使用する冶具も沢山。

2か所の浮いているブレーシングの上に棒を置き、その上からリフトで押さえます。

ボディ上面はフラットとなるように、自作のクランプでブレーシングの上から押さえます。

小さなリフトも使って押さえます。

何日かに分けて順番にクランプ作業。

トータル4回、1週間かけてここまできました。

その後フラットになったトップ板に、綺麗に研磨したブリッジを再び接着します。

両面に接着剤を塗り

クランプで抑え込みます。

まんべんなく、たっぷり接着剤を塗り、はみ出てきた部分をふき取ります。

浮いていたブリッジも、綺麗に接着完了。

ただ接着するのでは無く、盛り上がったトップ板をフラットに戻し、接地面が平らになってから接着しないと、また剥がれてきます。

これだけ綺麗にくっつけば大丈夫。

接着後も、すぐに弦を張るのではなく数日置いて、また徐々にチューニングを上げて鳴らしていきます。

ここまですれば、持ち込まれた時のサスティンの無い、つまった印象のサウンドから一転、カラッとした抜けるサウンドになりました。

日々アコギを弾いていて、出音に違和感を感じたらメンテナンスに出して下さい。症状が浅いうちにボディに掛かる歪み(負担)を抑えないと、結局高い出費(メンテ費用)になってしまいます。

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