Roland JC-60
Repair of the Day
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Roland JC-60
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ローランドの定番アンプ ジャズコーラス。
こちらは1発スピーカー、1CH仕様のJC-60です。
オリジナル版なので70年代の個体、早45年!!
音量は不安定でボリュームを上げると低下してきたり、クリーンが売り物のジャズコですが歪みっぽくノイズ、ガリも多いです。
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今回は全ての電解コンデンサー、不良抵抗、ポット交換、ジャック交換、スピーカー交換を行いました。
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電解コンデンサーはどれもぱんぱんに膨らんでいます。
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どんなアンプもそうですが、パーツを変えればオリジナルの音色からは音は変わってしまいます。
但し回路図に基づき同じ仕様・数値のパーツを極力選択して使用するので、40年間劣化しまくりな音色と比べれば遥かに新品時に近いサウンドに戻ります。
40年前のパーツと現在流通している代替えパーツとでは、同じ耐圧・値でも音色は全く同じではないです。
それでも出音を聞きながら、なるべくジャズコらしいサウンドになるようにパーツを選定していきます。
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プリ部の基盤。
完全に抜けきってるコンデンサーや焼け焦げた抵抗も見られます。
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増幅部から順々にチェックして測定しながら、細かくパーツを交換していきます。
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ジャズコのスピーカーの交換は様々各社の物を試してみましたが、エミネンスのTONKERが意外に素直なサウンドになりました。
ジャズコっぽい初速の早いパンチのある音、余裕があり潰れないクリーンサウンド。
お勧めのスピーカーです。
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入力ジャックもガリが多いので交換。
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まだまだ現役でいけますね。
Rolandのジャズコ―ラスをお持ちの方で、出力の低下、不安定、歪みっぽい、などの症状で悩んでいる方。
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