Amp Repair of the Day
Roland JC-90
97年に発表されたJC-90も既に20年物。
10インチ2発 80Wの出力はJC-120よりも小型で搬入しやすく、小さな会場でも十分なサイズのアンプでした。
今回はJCに多い、出力が不安定でノイズが多いという症状。
20年経てば劣化してくるパーツは沢山ありますよ。
この年代のJCはプラスティック素材が脆いケースも多々みられます。
衝撃で割れた場合でも、割れた個所をチェックすると、細かな亀裂が沢山入っている事があります。
今回もジャックが折れていたので交換しました。
電源部、リバーブ部、コーラス部の基盤も全てチェック。
劣化パーツは交換致しました。
片側だけ波形がおかしく、最後まで見つけにくかった 焼けた抵抗。
ライブハウス、スタジオ、軽音楽部などにあるJCで、ボリュームを5以上あげないと聞こえない・音量が足りないJCは、ヘタっているかもしれません。
コンディションの良いJCの場合、通常のバンドアンサンブルならボリュームは3~5で十分なはず。
少しでもパワーが落ちてきたな?
とかノイズが多くなってきたな?
と感じたらメンテナンスの時期です。
RokandのJCシリーズ、ギターアンプ などの修理、メンテナンス、改造 等は 是非ご相談下さい。
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宜しくお願いいたします。