PRS SE CUSTOM 24

Repair of the Day

Paul Reed Smith SE CUSTOM 24

PRSの35周年を記念して作られたアニバーサリーモデル。
フレット状態

今回はフレットの詰まり
特定のフレットのビビりがありました。
ネック調整

ネックは少し順反り気味

トラスロッドを調整して反りを直します。

余り極端には効かない感じ。
少しだけストレートになりました。
フレットすり合わせ

フレットの3点をフレットロッカーで計測し、高くなっている部分にマーキングします。

主にハイフレットにビビりが多かったのでブロックで削ります。

ハイフレット側は少し多めに削りました。

全てのすり合わせが終わったら、再度マーキングしてフレットの頂点だけを残し丸めていきます。

丸め作業完了。
ナット交換

続いてナット交換。
今回は純正の樹脂製ナットから牛骨ナットに交換。

ナットスロットのサイズに切り出したら隙間が無いかチェック。
反対側からライトを当てて隙間があれば調整します。

続いて弦の太さに合わせて溝を掘ります。

弦を張って高さを合わせて完了。
最終調整

全てのフレットの高さが揃いビビりも無くなりました。

最後にもう一度、ネック調整、サドル高さ調整、オクターブ調整を行って完了。
ギター、ベース等の修理は お気軽にご相談下さい。