Guitar Repair of the Day
GIBSON Les Paul Standard
ギブソンのレスポール。
純正のピックアップからダンカンのJazz&JBへの変更依頼。
店頭にて頂くご質問の中で多いのが、ピックアップ交換にて、どのモデルが好みのサウンドに近くなるのか?
皆さんかなり悩んでいると思います。
今回のお客様がお持ちいただいたモデルはJazzとJB 定番の組み合わせ。
リアとフロントのバランス、ギターの材との相性、ご自身のピッキングのタッチ、エフェクター、アンプ・・・
頭の中でイメージしている理想のサウンドに近づけるには、この何十もの組み合わせを一通り試して相性を覚えるしかありません。
友人のギターやショップなどでの試奏でもPUのクセは感じられると思います。
好みとはいえ、このJazzとJBの組み合わせは定番と言われるだけのバランスの良さが特徴です。
出過ぎず引っ込まず歪み過ぎず適度な出音。
一度この組み合わせを試して、これを基準にマグネットの強さ、マグネットワイヤーの種類、出力抵抗などのスペックを参考に新たなモデルを試してもいいと思います。
カバーを開けてこれを見ると、げんなりしますね。
ポットを一つ外すにも、全てのポットを外さないとポットの下のプレートが取り出せません。
今回はピックアップだけの交換なので外しませんが、もしご自分で一つだけポットを変えたい場合は結構難儀です。
純正のピックアップ。
カバーと本体のはんだがくっついていません・・・
なんだかな。
交換後。
あまり変わり映えしないですね^^
でも、ピックアップの交換でサウンドは激変します。
純正と比べて、歪ませた時とクリーンの際のクリアさ、粒立ち、タッチの速さ、レスポンスの良さは、十分感じられると思います。
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宜しくお願いいたします。