woofy basses
Repair of the Day
woofy basses Poodle5 Sunburst
Woofyというオリジナルブランドのようです。
5弦仕様で販売価格が3万円台。
価格相応か? お値段以上か?
ネックの状態
ネックはかなり順反りでした。
これでもかなり締めた状態ですが、これ以上は効きませんでした。
フレットは全くすり合わせされておらず、かなりガタガタ。
詰まりが多すぎて弾けませんね。
中国製、無検品、妥当なのでしょうか?
すり合わせ
結局全体を擦り合わせしないと弾ける状態にならないですね。
これらのコストを合わせても5万円以下なら良い?
取り合えずストレス無く弾けるようにすり合わせを行っていきます。
すり合わせを行う際にブロックにて全体を均一にするのですが、ところどころ高いフレットが残ります。
写真のようなレベラーにてフレットの高い部分をチェックしていきます。
フレットクラウン
ブロックにて研磨したフレット上はまっ平。
1本1本ラウンド状になるように丸めていきます。
フレットトップは削らずに角ばったサイドのみを丸めます。
バフ掛け
全て丸めてサンドペーパーを掛けた状態。
ここからフレット専用のバフにて磨き上げるとピカピカになります。
弦を張りなおしてビビりをチェック。
特にハイポジでの詰まりが酷かったのですが、詰まりはなくなりました。
安い楽器は、細部の仕上げ、クオリティを落とすことで値段を下げている事があるので、買ってすぐに問題無く弾ける場合は少ないと思います。
リペア、メンテナンスでかなり改善しますので、お気軽にご相談下さい。
ギター、等の修理は お気軽にご相談下さい。
お願いいたします。