Fender Japan Jazzbass
Repair of the Day
Fender Japan Jazzbass
ショートスケールのジャズベース
ネック調整
ネックの状態を見てみるとかなり順反り。
真ん中の2フレットだけ、少し隙間が残っています。
でもこれ以上トラスロッドを動かすと逆反りになってきたので、この位置で調整します。
でも根本の原因はネックが反っているので、反ったネックでサドルだけを下げた場合、ハイフレットがビビりやすくなります。
今回はネックを限りなくストレートに戻し、下げられていたサドルを上げてみましたが、まだビビりが多いのですり合わせをします。
フレットすり合わせ
特に12フレット以上がビビっていました。
ネックの反りと同時にハイ起き状態になって、フレットが浮いてきたのでしょう。
叩いてフレットを戻した後、段差のあるフレットをすり合わせをします。
平になったフレットトップをラウンド状にします。
すり合わせ後はだいたいこの3角ファイル1本で作業してます。
丸みを出してコンパウンド、バフで磨いて完成。
弦交換
ショートスケール用の弦
これを1段階太くすると50-105になりますが、もう少し中間の太さのショートスケール用弦があってもいいですよね。
ハイフレットのビビりも全く無くなって、弦高も下がったのでとても弾きやすくなりました。
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