Ibanez SR Bass
Repair of the Day
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Ibanez Prestige SR
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たぶんSRの3005シリーズ
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ダンカンのピックアップが搭載されていました。
ネック状態
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今回はビビりが酷いとの事でお預かりしました。
一旦ネックの状態を計測します。
現状が少し順反り。
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トラスロッドを少しずつ調整
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ほぼ真っすぐになりました。
フレットすり合わせ
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ネックがストレートになった状態でフレットの高さを計測。
ところどころ高いところがあります。
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弦を張ってテンションを掛けたまま、ストレートブロックで研磨します。
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ハイフレットはかなりガタガタでした。
フレット研磨
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すり合わせを行って平になったフレットトップを丸めていきます。
最上部のフレットトップはストレートが出ているので、それ以外の角を落とします。
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丸めた状態。
この後、コンパウンドで磨きます。
全体調整
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弦を張って再度ネックを調整し、サドル調整を行い完了。
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ハイフレットのビビりも解消しました。
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5弦ベースは一定にネックが反るのでは無く、各ベースそれぞれ、癖のある曲がり方がありますね。
5ピースのネックなどは繋ぎ部分に段差が見られることも多いです。
長期間弾かない時は、張りっぱなしよりも少しだけチューニングを落として様子を見て下さい。
弦を完全に緩めてダルダル状態は絶対にやめた方がいいです。
弦のテンションが無くなった分、トラスロッドが締まっている方向に捻じれてきます。
ギター、ベース等の修理は お気軽にご相談下さい。
お願いいたします。