YAMAHA FG-110
Repair of the Day
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YAMAHA FG-110
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ヘッドのマークが音叉のタイプ
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通称 “赤ラベル”と呼ばれる、60年代後半から70年代にかけて生産されていたヤマハのアコギ。
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40年経て保管状態が良かった個体は非常に鳴りが良いです。
中古の価格もそれほど高くないので、ナットやフレットを交換してガンガン使用される方も多いです。
L.R.Baggs iBEAM
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今回の個体もコンディション良く現役で使用されているようで、ライブ向けにピックアップの搭載依頼でした。
エアー感の気持ちいいい、L.R.BaggsのiBEAMを取り付けました。
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写真手前の黒いバータイプのパーツがピエゾ部。
通常のピエゾピックアップはサドルの下に挟むタイプですが、こちらのピエゾはボディ内部・ブリッジの裏側に貼り付けます。
サドル溝に穴を開けたりサドルを削るなどの加工が必要無いので安心して取りつけ出来ます。
エンドピンジャック取り付け
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ケーブルを繋ぐためのジャックは、エンドピンと一体型のタイプになります。
元々付いているエンドピンより少し穴の径が大きいので、こちらは広げる加工が必要となります。
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適正な穴に広げる為、一旦元の穴を塞ぎます。
そんなに厳密に埋めるわけではなく、ドリルで穴を開ける際にビットのセンターを出せるように埋める必要があります。
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このように埋め木のセンターに印を付け、ビットのセンターを揃えながら開けていきます。
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綺麗に開きました。
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ストラップピンと出力ジャックを兼ねたエンドピンです。
ピックアップ取り付け
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ピックアップの取り付けは、専用にジグを使って斜めに掘られたサドルの溝に合わせ、溝の真下に取り付けます。
上から溝穴位置を確認し、
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内側からジグを引き上げ、溝の内部に両面テープで固定します。
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ボディ内部を鏡で見ると、綺麗に固定されています。
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ボリュームコントロールのつまみは、サウンドホールの邪魔にならないところに貼り付けます。
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iBEAMは、ピエゾ臭くないエアー感のあるサウンドが特徴。
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