Morris MD256TS
Repair of the Day
Morris MD256TS
恐らく90年代に発売されたモデル。
弾けるようにメンテしてお子さんに譲りたいとの依頼。
弦、フレット
とは言え、30年以上使っていなかったギター
状態はかなりボロボロです。
2弦は錆びで通常の倍位の太さになっていました。
錆びているところと錆びていない部分とでここまで変化しています。
パーツクリーニング
錆まくったペグ。
超音波洗浄器で表面に付着した異物を分解します。
右が洗浄前の状態。まだ青錆がついています。
左がクリーニング後。メッキが少し剥がれていますが、結構ぬるっと錆が落ちる感覚。
本当は新品に変えてもいい部分ですが、なるべくクリーニングだけでやってみました。
ここまで綺麗になれば使用に問題はありませんね。
フレット
指板、フレット部分。
一旦フレット上の錆を落とします。
右が研磨前、左が研磨後
指板をクリーニングしてから全体をバフ掛け、研磨。
真っ黒だった指板にローズウッドの木目が見えてきました。
ヘッド、ボディバフ掛け
ヘッドも汚れを落としバフ掛け。
ボディは汚れを落とすのにかなり時間が掛かりましたが、バフ掛けでここまでピカピカに。
弦交換、全体調整
ペグを取り付けて弦を張ります。
フレットエンドの出っ張りも削ったので手に引っ掛かりません。
押し入れや倉庫の奥に眠っているギター。
今回のようにクリーニング、調整して家族が弾くのもよし、綺麗にしてから売却するもよし。
捨てようにも最初のジャンク状態ではタダでも買い手が付かないですよね。
パーツクリーニング
指板、フレットクリーニング
ボディクリーニング
サドル弦高調整
トラスロッド調整
弦交換
で8,800円~ となります。(+弦代)
ギター、ベース等の修理は お気軽にご相談下さい。