Fender Blues Junior
Repair of the Day
Fender Blues Jr.
結構年季の入ったブルースジュニア
100V国内仕様。
本当に使いやすくてオールラウンドなモデルです。
真空管チェック
一旦真空管をチェックします。
プリ管は12AX7、パワー管はEL84
真空管測定器 Maxi Matcher でチェックします。
左がパワー管用、右がプリ管用です。
日本仕様に100Vで製作して貰いました。
ほとんどのパワー管を測定出来るMaxi Matcherですが、EL84は変換アダプターを付けて測ります。
2本とも適正でした。
プリ管は少しだけ劣化していますが、概ね問題無し。
内部チェック
続いて内部を見ていきます。
インプットジャックにプラグを刺すとグラグラします。
新品ジャックに交換しました。
フィルターキャパシター
続いて電源部のコンデンサーをチェック。
安全の為、チェックの前に容量をチェック。
完全に0Vにしてから作業しないと危ないです。
47uFのコンデンサー、根元から液漏れしてます。しかも足はゆるゆるで抜けそう。
劣化しているコンデンサーを全て交換。
測定、動作チェック
一旦火を入れ、スライダックで上げながら各部の電圧チェック。
バイアス抵抗も問題無さそう。
動作チェックをして完了。
クリーンからドライブサウンドまでコンパクトで使いやすいアンプですね。
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